あの日、幸せな時間を過ごしていたんだ


12月撮影のジッくん

1月7日、私は幸せな時間を過ごしていました。

その幸せな時間の後、

夕方5時半ごろ、

ほんの数分前まで歩いていたジッくんは突然眠りました。

心臓発作がおきたと思われるそうです。

なでて、と、ちょいちょいってして眠りました。

あっという間に、きれいな可愛い姿のまま眠りました。



追記:

これを読んだ方で、心臓疾患のある子を持つ方は心配をするかもしれませんので、ジジの状態を書きます。

今のジジに具体的にあった疾患は胆泥症のみです。
心臓に関しては、心拍は少しゆっくりめ、と言われていますが、それは昔からで、雑音もありません。
数人の先生に診てもらったことがある中で、心臓に対して何か治療が必要と言われたことはなく、心拍数が低めになる甲状腺も正常値です。当日の検診でも聴診ですが、異常はありませんでした。
CT検査を受けていたら、何かあったかもしれませんが、その検査を受けようと思うような症状は日頃ありませんでした。
なので、「突然死」と言われるものなのでしょうか。

小さい頃、今回のような歩いていた時ではなく、家から勢いよく外に出た時に意識が遠くなりボーッとして、病院に着く頃には元気になる、ということが2回あり、BNP検査で経過観察後、心臓の先生にレントゲン、エコー、心電図検査を受けたことがありました。異常なしという結果でした。それからは、何事もなく、後に受けていた心電図検査でも異常なしでした。
歯茎のエプリスを取るための全身麻酔下で、心拍が低くなったこともありましたが、その後の定期検査でも異常は見られませんでした。
小さい頃のことから、歯茎の色を確認するのは習慣になっています。




あの日のことを書かなきゃ、書かなきゃ、

そう思っても書けなかった。

なぜ書かなきゃ、と思うのだろう。

ずっとジジのことを書いてきたからなのかな。

悲しいことがあったけど、幸せな時間もたくさんあったあの日のこと。

何を書いたらいいのか、分からないから、思うまま、書いてみようと思う。



あの日の朝、車で30分の病院で2~4ヶ月毎に行っている定期検診。

自分から病院に入っていくジジを笑いながら私は見ていた。

身体チェック、問題なし。

エコー、胆泥は順調に減り良好な状態、

他の臓器もついでに見てくれて問題なし。

血液検査、一般・生化学とも問題なし。

心臓は拍は1分に90ちょっと、少しゆっくりで変わりなく(昔からゆっくり)、雑音もなし。

いいですねー、またね、ジジくん。

先生に頭をなでてもらい、

安心でーす、と言って私は診察室を出た。

13歳になって少し感じていた心配もなくなり、

嬉しいねぇと、ジジとふたり、お散歩して、のんびりカフェデート。

隣のフォトスタジオでパンフをもらい、

ララの調子が安定している今、家族写真を撮りたいねってジジに話して。

ララとみっちゃんが待っているよーと、お昼前に家に帰り、

ジジはおもちゃのパンくんと遊んでから、

お昼ご飯を食べた。

ご飯の後のおしっこ、庭じゃいやだ!外に行きたい!と言うジジを連れて、みっちゃんが外に出て、

ララと私は、ふたりが出て行った掃きだしの窓辺でひなたぼっこしながら、ジッくんたち遅いねーって待って。

楽しそうに帰ってきた、ジジ。

またさー家に入らないって、駐車場でシュタシュタごっこだよ。車を2周して、追いかけっこしたよ。

って、みっちゃん。

この頃、子供みたいに遊ぶよねー。

なんて話してて。

そのあと、ママ、ジジ、ララでお昼寝。

ふたりをなでながら、わたし幸せだなぁ、

ふたりにくっついてもらって温かくて、わたし幸せだなぁって、

3人で寝ている写真をみっちゃんに撮ってもらって、だらけた写真だーって笑って。

そして、夕方にお散歩へ。

休みの日は必ず4人一緒にお散歩。いつもと同じ。

散歩ついでに、歩いて5分の病院に立ち寄って、

新年の挨拶をして、ご飯を買って、

先生にカウンター越しにふたりとも元気だね!またね!と言われて。

どの道行こうか、ジッくん選んでいいよ。

ジジが、こっち!と言った道で家路へ。

おしっこもうんちもしっかりして、

最後の角を曲がり、もう家も見えてすぐそこ、あと数m。

ジジの足取りが急にゆっくりに。

あれ?いつもここは小走りだよね?

あれ?

ママに合わせるようにゆっくり歩いて玄関まで。

どこか痛いの?

抱いて、リビングへ。

自分で伏せ。

毛布でくるみ、どうした?と、なでた。

手を止めると、ちょいちょい、もっとなでてって。

なでながら、

ちょいちょいするなら大丈夫なの?痛がらないね?あ、歯茎の色が薄い!と思ったら、

眠そうにして…なぜか咄嗟に寝ちゃだめって思ったとき、3回鳴いて眠っちゃった。

私はコートを脱ぐ間もなく。

あっという間、数分の出来事。

意識のないジジを抱いて、

名前を呼んで、息を吹き込んでみたり、胸を叩いたりして、

今さっき顔を出したばかりの、近くの病院に駆け込んだけど、ジジは起きなかった。

病院についたとき、心臓はかすかに動いていたけれど、意識も呼吸もなかったそうです。



ジッくんはあの日、家族と過ごして。

ママに安心な気持ちと短かいけど楽しいデートの時間をくれて。

パパと遊んで。

パンくん大好きって言って。

ママにぽかぽかでふわふわの体を預けてお昼寝をして。

ご飯も食べて、お散歩して、おしっこもうんちも、匂い嗅ぎもして。

最後に毎日してた、ちょいちょい、なでてってして。

ジジらしく過ごしたの。

ジッくん…夜のママのお膝ぼっこと夜ご飯はやり残したよ。

………

突然だった。

元気に毎日を過ごしていた。

最近は、特にいきいきしてて。

散歩して遊んで食べて甘えて寝て…

変わりばえしなくても、それが幸せな毎日。

まだまだ一緒に過ごせると思っていた。

いつの日か足取りの覚束なくなるジジと、ゆっくりのんびりお散歩して過ごすことを願っていた。

走る姿を見ていた日に、

キラキラとした姿を見せていた日に、

なぜ。

…私は何をすれば、こうならなかったのだろう。

もし、は、ないよ。考えてはいけない。

そう先生に強く言われた。

でも、なぜ、と思ってしまう。なぜ。



痛みや苦しみはなかっただろうって。

安心できるからなでて欲しかったんだろうねって。

防ぎようがない、一緒にいるときで良かった。

先生たちはそう言ってくれます。

それがほんとなら、

ジジが辛くなくて、一緒にいられたことがジジの幸せなら、それだけは良かった…。

ジジは私にも苦しむ時間を与えなかった。

ジッくんを失うかも…と怯える間もほとんどなかった。

起きて欲しくてたくさん叫んだけど、

今思えば、眠っちゃったって、分かってたから叫んだんだ。

…ん、どうかな?

そうなような、そうじゃないような。

覚えているような、覚えていないような。

明日には違う気持ちになっているような。



柔らかくて温かくて優しいジジ。

可愛くて芯が強くて誰のことも疑わないジジ。

人のことが大好きなジジ。

甘えん坊なジジ。

目でたくさんお話するジジ。

可愛いわたしのジジ。




ジジと過ごした最後の夜。

動かないジジに話しながら、頭をくっつけながら、

少しウトウトしたとき、夢を見た。

夢の中でもジジはもう…。

でも、なんだかふわふわしたジジが、

戸惑う私に、

ご飯食べるよ?なんで?ボク、遊ぶよ?

って、食べて部屋を走ってた。

それをみっちゃんに話したら、信じてくれなくて、喧嘩する…

そんな夢。

……


ジッくん、

苦しくなかった?怖くなかった?大丈夫だった?

ママの手、少しは役に立った?

安心できた?

あの日の楽しくて幸せな気持ち、ちゃんと持っててくれてる?

みんな、ジッくんはいい子だ、いい子だって褒めてくれたよ。

自慢のジッくんだよ。

パパは毎日、ジジは可愛いなぁって言ってるよ。

あんなにママが可愛い可愛いって言うのを笑ってたのに。

ジッくんを初めて抱いたときから、

遠慮がちにママの手を舐めてくれたときから、

ママはジッくんが大好きで、

毎日毎日大好きで、

今日も大好き。


プロフィール

Author:ジジママ


Mシュナ・ジジ♂とララ♀。

ふたりと家族になった私の大切な毎日の日記。

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